北陸新幹線延伸で小松市の地価はどうなる！？

地価とは土地の価格を指します。一般的には地価が上昇すると不動産の取引価格も高くなります。

地価が上昇する要因には「人口増加・交通機関の整備・都市開発・インバウンド需要・金融緩和」などがあります。
例えば、交通機関が整備されたことにより交通アクセスが改善されます。それにより都市開発が進めば、そこに住む人は増えます。住む人が増えると住宅や土地、商業施設、オフィスなどの需要を高め、地価の上昇につながっていきます。

地価が下降する要因には「人口減少・経済的な問題・災害・金融引き締め」などがあります。
一例として、大手企業の移転が挙げられます。大手企業の本社が他の場所に移転してしまうと、社員が住宅を手放すため、周辺の土地の需要が減少します。そうなると、土地の価格は下がります。

このように様々な要因によって、地価は変化します。

2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸しました。小松駅も停車駅となり、観光やビジネスでの交流が活発化することが期待されています。小松駅周辺の開発も進められています。
前項でもご紹介したとおり、交通機関の整備は地価が上昇する要因として挙げられますが、小松の地価がどうなっているのかというと･･･

3月下旬に公開された「令和6年地価公示」によると、北陸新幹線延伸前の令和6年1月1日時点での小松市の住宅地は1.3%、商業地は2.9％の上昇が見られました。さらに小松駅周辺の龍助町は上昇率が7%と、石川県内の商業地で2番目の上昇率の高さでした。北陸新幹線敦賀延伸を見越した投資も多く見られることで地価が上昇しているようです。

では、新幹線延伸後の地価はどうなっているのでしょうか？気になる方も多いと思いますが、現在のところ新幹線が開業したばかりということもあり、延伸による地価の上昇は目立っていません。

金沢市では2015年の新幹線開業後、前年からの地価の変動率は住宅地で 0.7％上昇、商業地で 4.4％上昇となりました。さらに、県外から金沢エリアへの観光入り込み客数は対前年比で19.2％増加しました。

今後北陸新幹線を利用して観光やビジネスで小松を訪れる人が増え、小松の地理的な魅力が認知されれば、さらに地価の上昇は期待できます。
つまり、まだ北陸新幹線延伸による目立った地価の上昇が見られない今が買い時です！

小松では大規模なニュータウンはなく、数件程度の小規模な宅地分譲がほとんどです。
分譲地は中心部から少し離れた郊外の物件が多いですが、小松は暮らしに必要な施設がコンパクトなエリアに集中しているため、生活に不便を感じることはないでしょう。
新小松イオンなどの商業施設やレジャースポット・新幹線・空港も車ですぐの距離にあり非常に便利です。

つい先日も小松市今江町の分譲地をご成約いただきました。今江町はやや中心部から離れているように感じますが、小松駅や小松空港、イオンモール新小松まで車で約10分と大変便利な立地です。

最近は中古住宅を改修して住む人が増えています。
中古住宅をできるだけ安く購入して、自分好みにリフォームしたいと考える方が多いようです。注文住宅を新築するのに比べて費用をおさえることができるのも魅力的です。現在は1,000万円前後の物件が特に人気です。

実際に最近、小松市千木野町の中古住宅をリノベーションして再販したいという方が物件を購入されました。加賀市山中温泉の中古住宅はリノベーションして居住したいという理由でご成約いただきました。人気のエリアはすぐに買い手がついてしまいますので、気になる物件を見つけたら出来るだけ早くご相談ください。

中古住宅は新幹線延伸でさらに利便性がアップした小松まちなかエリアにも売り出されていますので、ご興味のある方はご相談ください。

＞＞中古住宅の物件情報はこちら

北陸新幹線延伸によって今後さらに地価の上昇が期待されている小松市。まだ北陸新幹線延伸による目立った地価の上昇が見られていない今が買い時です。小松周辺で不動産を探したいとお考えの方はぜひお早めにご相談ください！