② 古家付き土地として売る。
家がとても古くなっていて家の価値が付かない場合でも売却は可能です。
古家付き土地として売る方法があります。
古家付き土地とは土地をメインで売る方法で、土地に古い建物が付いているといった状態で家を売る方法です。
・メリット
古家付き土地のメリットは、土地を探している買主とリフォーム目的前提などで古い家をさがしている買主のいずれもターゲットに売却活動ができることです。
古家付きで土地を販売すれば、解体費用が不要になるので、売却する際にかかる費用を抑えることができます。
・デメリット
古家付き土地で販売するデメリットは安く売ってしまう恐れがあることです。
買主からしてみれば、古い家は余計なものとなってしまう可能性があります。
買主によっては古い家の解体費用について値引き交渉が行われる可能性があります。
古家付き土地での売却が向いているのは築年数が経っている家でしょう。
木造の家は築20年を過ぎると減価償却資産の評価に用いられる法定耐用年数を過ぎるため、建物としての価値はほぼなくなると言われています。立地などがよければ、前段でも解説した通り仲介で売却できますが、立地があまり良くない土地上に建つ家の状態があまり良くない場合は難しいでしょう。
家として売るのではなく、土地として売ってしまった方が売れる可能性が高まるかもしれません。
【関連記事】
1.中古住宅、古家を売りたい時①
2.中古住宅、古家を売りたい時②
3.中古住宅、古家を売りたい時③
4.中古住宅、古家を売りたい時④