不動産売却でよくある失敗とは?失敗しないためのポイント!

公開日:2024/05/29  更新日:2024/05/29
不動産売却の注意点

不動産売却は人生で何度もあることではありません。初めて物件を売ろうとしている人にとっては不安なことも多いのではないでしょうか。不動産売却において失敗しないためには、事前に知識を身に付けておくことが大切です。
そこで今回は、不動産売却で失敗しないためのポイントを解説していきます。ぜひ売却時の注意点として参考にしてください。

不動産売却でのよくある失敗

不動産売却でよくある失敗

まずは、不動産売却でのよくある失敗例についてご紹介します。
失敗パターンを知ることで、失敗を防ぐための対策をたてることができます。

売り出し価格が高すぎて売れ残ってしまった

不動産の売却で特に多いのが、売り出し価格が高すぎて売れ残ってしまったという事例です。

できるだけ高く売りたいと考える方は多いですが、設定した価格が相場に比べて高すぎると買い手が付きづらく売れ残ってしまうことも多いです。とはいえ、安過ぎる価格で売却できても損をするため、売り出し価格は慎重に決めましょう。
一般的に売り出し価格は、仲介してもらう不動産会社の査定額をもとに、売主と不動産会社が相談して決めていきます。

査定額だけで不動産会社を決めてしまった

複数の不動産会社に査定を依頼して査定額が最も高い会社と仲介契約を結んだ結果、その価格で売却できず、かなり値下げしてようやく成約したという失敗例もあります。

あえて高めの査定価格を提示し、売却の依頼につなげようとする不動産会社もいるのでご注意ください。
査定額が高いからといってその価格で売却できるとは限りません。「査定額が最も高いから」という理由だけで不動産会社を選ばず、これまでの売買実績や提示された査定額に根拠があるかどうかを見るようにしましょう。
なるべくその地域で長年実績を積んできた経験値、ノウハウを持っている不動産会社を選ぶと安心です。そういった会社の方が売却物件の価値判断がスムーズですし、地元の人脈があり物件と購入者のマッチングが早いことが多いです。

ローン残高を把握せずに価格設定してしまった

住宅ローンの正確な残高を確認せず、売却活動を進めた結果、売却価格がローン残高を下回ってしまうというケースもあります。

売却することを決めたら、まずは現在の正確なローン残高を調べましょう。
不動産は基本的に、住宅ローンが残った状態で売却することはできません。不動産に設定された金融機関の抵当権を抹消しなければ引渡しができず、抵当権を抹消するためには住宅ローンの完済が条件となっているためです。
売却代金がローン残高を下回る場合、自己資金で補填しないといけませんが、難しい場合は、住み替えローンや任意売却を金融機関に相談してみるとよいでしょう。

税金や費用に対する知識を身に付けていなかった

不動産売却後に想像以上に税金がかかり、手元に残る資金が少なくなったという事例も多くあります。

不動産売却は、売れたらお金が入ってくるだけではありません。様々な手数料や費用などが生じます。
売却時に必要となる主な費用は以下のとおりです。事前にざっくりと理解しておくと良いでしょう。

不動産売却時に必要となる主な費用
  • 仲介手数料
  • 譲渡所得税
  • 印紙税
  • 住宅ローン返済手数料
  • 登記費用
  • その他費用

内覧準備が不十分だった

戸建てやマンションの内覧後に購入検討者の購買意欲が下がってしまったことで売却に失敗したという事例もあります。

内覧準備は売主自身で行う必要があります。部屋の掃除や整理整頓、タバコやペットの臭い対策をしておきましょう。玄関は家の第一印象を決める場所なので、特にきれいにしておくことをおすすめします。なお、特に注意すべきなのが水回りです。キッチンやバスルーム、トイレなどは意外と見られていますので、清潔にしておきましょう。
物件の魅力などもまとめておきましょう。立地の良さや治安など住んでいるからこそわかる情報を伝えることができれば、より物件の良さが伝わります。

不動産売却で失敗しないためのポイント

不動産売却で失敗しないためのポイント

ここからは不動産売却で失敗しないためのポイントをチェックしていきましょう。

不動産売却の流れを把握しておく

不動産売却を失敗させないためには、最初に売却時の流れを把握しておくことが大切です。
売却のおおまかな流れを以下にまとめました。

不動産売却の流れ
  • ① 不動産会社へ売却相談
  • ② 査定・媒介契約を締結
  • ③ 販売活動を開始
  • ④ 買主様と売買契約を締結
  • ⑤ 物件の引渡し・代金決済(住宅ローン完済)
  • ⑥ 売却後の確定申告

それぞれのステップで必要な書類や準備があります。詳しい不動産売却の流れは以下の記事で詳しくご紹介しています。

【関連記事】
知っておこう 不動産売買の流れ①

スケジュールに余裕を持つこと

売却スケジュールに余裕を持つことも不動産売却で失敗しないためのコツです。

一般的に売却活動の開始から売買契約の締結までは、3ヶ月~半年程度かかります。短期間で焦って売却してしまうと後から後悔することも。最初から余裕を持ったスケジュールを確保しておくことがポイントです。
これくらいの時期に売れたら良いな、と思う時期から逆算して、6ヶ月前にはアクションを起こしておくと良いでしょう。

しっかり査定を依頼すること

不動産売却を検討する場合、適切な売り出し価格を決定するために不動産の価値を調べる「不動産査定」が必要です。

査定の種類はネットで簡単に依頼できる「簡易査定」などがありますが、売却の意思が固まっている場合は、最初から「訪問査定」を依頼してしっかりと査定してもらうことが大切です。
現地を訪問しないとわからない日当たりや外観、周辺環境、設備の状態、近隣との境界などをチェックした上で、用途地域などの役所調査も踏まえて評価されるため、簡易査定よりも精度の高い査定額を知ることができます

売りどきを意識して売ること

売りどきを意識して売ることも不動産売却で失敗しないためのコツです。

時期

一般的に9~11月と1~3月の時期に取引件数が伸びる傾向があります。
秋は転勤などの人事異動、春は入学、入社などの新生活準備があるため、需要が高まるきっかけになります。例えば、不動産の売却にはトータルで6ヶ月程度かかるため、秋頃から売却活動を始めると、3月の引渡に合わせやすいです。

金利

金利が低い時期には、長期のローンが組みやすく土地や家の需要が高まる傾向にあり、結果的に土地が高く売れる傾向にあります。

築年数

戸建てやマンションを売却する場合は、築年数を意識すると良いでしょう。
築年数が浅いほど高い価格で売却できる可能性が高くなります。中古戸建ての場合、築20年で価格はほぼゼロになるといわれています。中古マンションも築15年ほどを境に需要が減ります。
タイミングを逃さないように売却計画を立てましょう。

信頼できる不動産会社に相談しましょう!

信頼できる不動産会社に相談

今回は不動産売却で失敗しないためのポイントを説明しました。ぜひ、不動産売却前の注意点として、参考にしていただければ幸いです。

これから初めて不動産売却をされる方は、専門的なことがわからず不安なことも多いのではないでしょうか。そんなときは、信頼できる不動産会社に相談して不安や悩みをひとつずつ解決していきましょう。

恒和不動産では、お客様が大切に守ってきた不動産を単なるお金のやり取りで終わらせず、思いごと受け渡しのお手伝いをいたします。
不動産売却でお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

この記事の発信者

金田 孝
営業,売買担当