小松市は子育てしやすい?支援制度や住環境・子供の遊び場を徹底解説!

公開日:2023/10/03  更新日:2024/03/12
小松市の子育て

小松市は2024年春の北陸新幹線の延伸で注目されているエリアです。また、子育て支援制度が充実していることから、子育て世帯の間で注目を集めています。ここでは小松市の独自の支援や住環境など、小松市への引っ越しを検討しているファミリーに役立つ情報を解説します。ぜひ参考にしてください。

小松市の子育て環境

小松市の子育て環境

小松市は、子育て世帯への支援が充実しており、子育て世帯が暮らしやすい環境が整っています。小松市の人口は10万6,365人、世帯数は4万5,650世帯(令和5年9月現在)となっており、豊かな自然を持ちつつ、生活環境が整っている住みよいまちです。


ここでは、そんな小松市の子育て環境について詳しくご紹介していきます。

教育施設の数

小松市の教育施設の数は、下記のとおりです。

小松市認定こども園40園
小学校22校
中学校9校
高等学校7校

小さなお子さんがいる共働き世帯だと、「保育園へ預けられるかどうか」が気になりますよね。小松市は待機児童ゼロで、一時預かり体制が充実しているため、育児と仕事の両立がしやすい環境が整っています。
小松市のホームページから保育園の空き状況が確認できます。

また、全小学校区に「放課後児童クラブ」があり、放課後や夏休み等の長期休暇の間も子どもを預かってもらえるので、子どもが小学校に上がっても安心です。

公共施設が充実

公園・図書館

小松市には、公園が189箇所、図書館が2館あります。

特におすすめしたいのは小松市末広町の「小松運動公園ちびっこ広場」です。「みんなと一緒に遊べる広場」を公園のコンセプトに、様々な遊具が設置されており、子どもがのびのびと遊ぶことができます。広い芝生もあり、ピクニック気分でのんびり過ごしたいときにぴったりです。

遊びと学びの施設

「カブッキーランド」「サイエンスヒルズこまつ」「こまつの杜」「空とこども絵本館」「ちゃっぷる」「航空プラザぶーんぶんワールド」「日本自動車博物館」「ポッポ汽車展示館」など遊びと学びのスポットが充実しています。

雨の日でも安心な室内の遊び場「カブッキーランド」は、子どもに人気のスポットです。
すくすくひろばでは多種多様な遊具や知育玩具がそろっています。赤ちゃん専用のゾーンもあり、小さいお子様連れでも安心して遊ぶことができます。
クッキングスタジオでは年中児~小学6年生と保護者を対象に料理体験を行っています。

小松駅東口より徒歩3分の「サイエンスヒルズこまつ」は、「未来を創るひとづくり、ものづくり」がテーマとなった施設です。ものづくりについての体験型展示ゾーンや、日本有数のドーム型3Dシアターなどがあり、大人から子どもまで楽しむことができます。

サイエンスヒルズこまつ

▲ サイエンスヒルズこまつ(写真提供:こまつ観光物産ネットワーク)
みんなで楽しみながら科学を学べるスポット!

周辺環境

治安が良い

小松市の犯罪件数は、減少傾向にあり、2022年は320件でした。このうち多かったのは窃盗犯による犯行で、198件ありました。
県内の人口の多い市と比較した場合、比較的治安が良いと言えそうです。

人口1万人あたりの犯罪発生件数(2022年度データ)
小松市約30件
白山市約33件
金沢市約38件
加賀市約38件
野々市市約76件

買い物環境

小松市にはイオンやアルビス、マルエーなどさまざまなスーパーマーケットが点在しており、日常の買い物に便利です。
イオンモール新小松にはスーパー、小型百貨店、アパレル店、生活雑貨店、書店、映画館、ドラッグストア、スポーツやレジャー用品店まで、さまざまな専門店が入っています。

イオンモール新小松

▲ イオンモール新小松
子ども連れにやさしい何でも揃う大型ショッピングモールです!

病院・医療機関

小松駅から車で約7分のところに小児科の南加賀急病センターがあり、夜間休日診療に対応しています。夜や休日に子どもの体調が悪くなった時も安心です。

レジャースポット

小松市は、自然を満喫できるお出かけスポットも充実しており、少し郊外に出れば、海にも山にも簡単にアクセスできるのも魅力です。
「加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森」「那谷寺(なたでら)」「粟津温泉」「大倉岳高原スキー場」「叡智の杜/苔の里」「西俣キャンプ場」など、季節にあわせてレジャーを楽しむことができます。

「加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森」は、輪島塗や加賀友禅、九谷焼など50種類以上の伝統工芸体験を親子で楽しめるのでおすすめです。ぜひ、休日にお出かけしてみてはいかがでしょうか。

ゆのくにの森 アンブレラスカイ

▲ ゆのくにの森(写真提供:こまつ観光物産ネットワーク)
「アンブレラスカイ」は人気のフォトスポット!

小松市独自の子育て支援制度や取り組み

小松市独自の子育て支援制度

小松市は、子育て世帯への支援が充実しています。ここからは代表的な制度を紹介しますので、ぜひ役立ててみてください。

おなかの赤ちゃん給付金

小松市では、妊娠を祝福し健やかな成長を願って、子育て家庭の経済的負担の軽減を目的とした市独自の「おなかの赤ちゃん給付金(5万円)」を支給しています。
国の出産・子育て応援交付金10万円を併せて合計1人あたり15万円が給付されます。

「新生児聴覚スクリーニング検査」の費用助成

「新生児聴覚スクリーニング検査」は、生まれて間もない赤ちゃんが、眠っている間に行う耳の聞こえの検査です。生後3ヶ月未満で「新生児聴覚スクリーニング検査」を受け、小松市民として出生届が出され、両親どちらかが小松市に住所がある場合に、その費用が上限2,000円助成されます。1人1回限り、保険診療時は対象外です。

赤ちゃん訪問

小松市では、出産後、自宅に保健師や助産師が訪問して、赤ちゃんの体重測定や健康状態を確認しています。赤ちゃん連れの移動が難しいママにとっては嬉しいサービスですね。育児や母乳などの相談にも乗ってくれるので安心です。
訪問の際に、予防接種についての説明や接種券をもらえます。

赤ちゃん紙おむつ定期便

赤ちゃん紙おむつ定期便

生後3ヶ月から1歳までの赤ちゃんを育てているご家庭に、毎月1回無料で「紙おむつ」を届けています。併せて子育てに関する情報提供やの見守り訪問を行ってくれます。

こども医療費の助成

0~18歳までの子どもの医療費(保険適用分)が無償になります。医療機関の窓口での支払いは必要ありません。別途医療費の助成の対象となった場合は、自己負担分に対して助成されます。

子どもの任意予防接種費用助成

任意の予防接種費用が助成されます。インフルエンザ予防接種、おたふくかぜ予防接種、その他の任意予防接種などほぼ無料で予防接種が受けられます。

病児保育ルーム

子育てをしながら仕事をしていると「子どもが病気だけど、勤務の都合で子どもの看病ができない…」といった場面があるかもしれません。
小松市では、病気の子ども(首が座った赤ちゃんから小学6年生まで)を預かる保育ルームを設置しています。

ブックスタート

「ブックスタート」とは、赤ちゃんと絵本を開く楽しいひとときを「分かち合う」ための事業です。赤ちゃんの4ヶ月児健康相談の日に「すこやかセンター」1階で絵本を1冊プレゼントしています。

マイ保育園利用券の交付

妊娠中から出産後の育児不安を解消するために、身近な認定こども園、保育所(園)、幼稚園で育児教室や育児相談を受けることができる制度です。
産休明け以降の子どもは、「マイ保育園利用券」を使って平日午前半日預かりを無料で3回受けることができます。

多子世帯・放課後児童クラブ利用支援事業

第2子以降の子どもが「放課後児童クラブ」を利用する場合、小松市が月額1万円を上限に利用料の一部の助成を行います。所得制限があり、申請が必要です。

小松市はファミリー・子育て世帯におすすめ!

小松市はファミリーにおすすめ

小松市は、豊かな自然と便利さの両方を兼ね備えたバランスの良いまちで、公共施設やお出かけスポットも充実しており、住みやすく子どもがのびのびと成長できる環境が整っています。
さらに子育て世帯への支援が充実しており、ファミリー・子育て世帯に特におすすめです。ぜひ、小松市での子育てを検討してはいかがでしょうか。
小松市への引っ越しを検討している方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

この記事の発信者

白山 ひとみ
経理事務