小松の山間に佇む里山ベーカリー「穀雨（こくう）」

小松市街地から車で約15分。のどかな山あいの長谷町に佇む人気のベーカリーが「穀雨（こくう）」です。

金沢から移転した人気店

数年前に金沢市からこの里山エリアへ移転オープンした「穀雨」。
静かな場所にありながら、その確かな美味しさを求めて連日行列ができるほどの人気を集めています。

店名の「穀雨」は二十四節気のひとつで、陽暦四月二十日頃「穀物に実りをもたらす雨が降る頃」を意味しているそうです。

隠れ家のような外観

納屋を改修したという店舗の外観は、看板も小さく、一見するとパン屋さんには見えない造りです。

建物に入るとおしゃれなパン屋さんが姿をあらわします。この隠れ家的な雰囲気が、訪れる人にとって特別な体験を提供しています。

素材の旨みを活かしたパン

公式SNSには「まあまあ美味しい普通のパン屋」と、自負とも謙遜ともとれるメッセージが書かれています。
控えめながら、パンづくりへの熱い想いが伝わる店主の人柄が感じられます。

店内には、食パンやクロワッサンといった食事系パンから、カヌレ、スコーンなどの菓子パンや焼き菓子まで、多くの種類のパンが並びます。

イートインスペース

広めの土間スペースが設けられており、購入したパンをその場で味わうことができます。

人気店のため、お昼頃には売り切れてしまう日も多く、早めの時間帯の訪問がおすすめです。
小松の里山で、こだわりが詰まった美味しいパンをゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。

小松の里山で、心ほどけるひとときを

静かな山あいで焼き上がるパンの香りに包まれながら、ゆったりと過ごす時間。
「穀雨」は、訪れるたびに新しい発見とぬくもりを感じさせてくれる、小松の小さな名店です。
ぜひ立ち寄ってみてください。