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中古住宅、古家を売りたい時③

公開日:2022/05/24  更新日:2024/07/29

③ 解体して売る。

建物が減価償却してしまい、価値が付かなくなった場合は解体して売るという選択肢もあります。
古家を解体して土地を更地にした状態で売却活動を行う方法です。古家は無くなるので、古家付き土地ではなく、土地としての売却が可能になります。

・メリット
古家を解体して売却するメリットは買主が見つかりやすいことです。
新居を建てたくて土地を探している買主は、更地を探していることがほとんどです。
更地なら土地を購入した後、自分で家を解体する必要がないので解体費用がかかりませんし、すぐ新居の工事を始められます。そのため、古家付き土地で売るより更地にしてしまった方が、売れやすいです。
また、古家を解体してしまえば、買主に「現地の雰囲気が悪い、暗い。」等のネガティブな印象を与えずに済みます。

・デメリット
古い家を解体すると何かと費用がかかります。
家の解体費用は家の構造や広さなどにより異なりますが、100万円以上掛かる場合がほとんどです。更地にするということは、家の解体だけでなく庭や駐車場等も撤去となるので敷地が広いほど費用がかかります。

解体して売るのが向いている場合としては古家が壊れていたり倒壊の恐れがある場合か早く売却したい場合でしょう。
壊れている場所があったり倒壊の恐れがある古家は、解体する事により自然発火や害虫,害獣の発生を防ぐ事が出来ます。万が一にも倒壊や半壊などになって隣家を傷つけてしまった場合は損害賠償を支払う恐れがありますし、買主に悪い印象を与えないので売却活動を行いやすいです。

また、早く売りたい場合も解体がおすすめです。メリットで解説した通り、解体をした方が買主にとっては魅力的な土地となります。周辺のライバルとなる売り出し中の土地が更地が多いか否か、調べてみるのも良いでしょう。



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