知っておこう 不動産売買の流れ③

公開日:2022/04/22  更新日:2024/03/12

1-4. STEP4(買主様と売買契約を締結)

買主様が決定したら、いよいよ不動産売買契約を結びます。


売買契約の前には必要書類を準備しておきましょう。売買契約時で売主様の必要書類は以下のとおりです。

・実印・認印
・身分証明書(運転免許証書など)
・登記済権利証
・印鑑証明書
・収入印紙



宅地建物取引士(有資格者)が同席し重要事項説明の読み合わせをおこない、売買契約書を締結します。契約では、ご用意して頂いた書類をもとに本人確認をおこないます。
内容に合意したら、契約書への署名・押印を行います。
その後、手付金(契約時に売主様に支払う購入代金の一部)を授受します。
契約後、印紙が適切に貼られた契約書を持ち帰ることになります。

売買契約自体は、以上の流れで完了します。


不動産の「権利証」がない場合は、適切に決済を行う事ができないため、決済の前までに探しましょう。万が一、紛失していた場合「本人確認情報」の作成を司法書士に依頼します。費用は5~10万円です。

1-5. STEP5(物件の引渡し代金決済)

売買契約のなかで定めた日時で決済と引渡しが行われます。

売主・買主・不動産会社・司法書士・金融機関の担当者を交えて代金決済が完了したら、その後すぐ司法書士が法務局に赴き、同日に不動産の所有権移転が行われます。
金融機関へ銀行経費・不動産会社へ仲介手数料・司法書士へ登記費用を支払い、決済を完了させます。
決済・引渡しを終えたら、仲介した不動産会社は一旦役目を果たしたことになります。

しかし、売主様にとって次のステップが非常に大切になりますので、ご覧ください。

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