古民家再生事業

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弊社では古き良き時代を経て現代にまたその息吹を伝えていく事を趣旨として、所謂町家、古民家の活かし方のアドバイス、再生方法のプロデュースを行っております。

現代の住宅事情は幅広く多様化し、デザインについても設計者、施主さんの個々の主張が現れるデザインが優先され、街並みの景観そのものも、どこかちぐはぐな様相となってきていると思います。

本来古民家といわれる年代の建物は、住まう為に必要な要素が無駄なく取り入れられ、「用の美」が醸し出された、ある意味洗練された優れたデザインが外観にも内部の素養にも息づいています。その事が街並みの統一感を生み、美しい日本の住宅の文化として受け継がれてきたと思います。

ただ、現代の若い世代の方々にはライフスタイルの変化、住まいそのものに対する捉え方の違いから新築の現代住宅に意識が向いていることは間違いありませんし、そのこと自身は極々当たり前の志向だと思います。

また現代の個々のプライバシーを重んじる考え方は、過敏になり過ぎると互いのコミュニケーションを希薄にする事にも繋がり、結果的にあまり詮索されない郊外、地域に住まいを求めていくという様な事や、或いは山間部、集落といわれる地域から子供さんの教育環境の為や職場への通勤という切実な事を最優先にして移り住むのも実情で、所謂核家族化、旧家の空家化が進んできたと思います。

致し方無い事とはいえ、それでも優先順位の捉え方を日本人の文化の踏襲を軸にして考え方を変えて頂くと、旧町内、集落でもライフスタイルとの摺合せは可能ではないかと思います。戦後復興の中で欧米のデザイン、ライフスタイルが流入してくるまでの日本の住宅、街並みは、町毎に一つの流れや伝統があり、そのこと自体が住民同士の連帯感とコミュニケーションの在り方として存在していたと思います。

今一度若い世代の方に昔から息づく、“住まう事が単に家を取得する事でなく、住まう事そのものが財産として受け継がれる事”として捉えて頂けるように、古民家、町家に対するあらゆる接点のサポートをさせて頂きたいと弊社は考えております。

古民家再生の会ホームページ